1. Business Journalが博報堂事件を大きく報道、タイトルは「博報堂、60億円の水増し請求疑惑!取引先が提訴…依頼無視し嘘連発、低レベルな仕事」

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2016年08月25日 (木曜日)

Business Journalが博報堂事件を大きく報道、タイトルは「博報堂、60億円の水増し請求疑惑!取引先が提訴…依頼無視し嘘連発、低レベルな仕事」

  ウエブサイトBusiness Journal(25日)が、博報堂とアスカコーポレーションの係争についての記事を掲載している。アスカの南部昭行社長へのインタビュー記事で、タイトルは、「博報堂、60億円の水増し請求疑惑!取引先が提訴…依頼無視し嘘連発、低レベルな仕事」。経済ジャーナリスト・松崎隆司氏の執筆である。

リードの部分を引用しておこう。

 博報堂から水増し請求を受けたとして、アスカコーポレーションの南部昭行社長は5月20日、博報堂を相手取り15億3000万円の不当利得の返還請求を行った。さらに8月16日には、47億8631万円の同請求も行った。博報堂といえば日本第2位の広告代理店だが、なぜ南部氏は同社に対して60億円を超える返還請求を行うに至ったのか。同氏にその真意を聞いた。

インタビューの本文リンク先は次の通りである。

■博報堂、60億円の水増し請求疑惑!取引先が提訴…依頼無視し嘘連発、低レベルな仕事

この事件の報道が始まったのは、今年の5月である。最初に『ZAITEN』が報じた。その後、『TIMES』と『紙の爆弾』、さらに『週刊実話』が報じた。これら一連の報道で、テレビ業界と広告業界では、この事件は周知となっている。しかし、大手広告代理店の事件ということもあって、新聞・テレビは一切報じていない。

以下、この事件の詳細を伝えたメディア黒書の記事を紹介しよう。

◇事件全体の構図

まず、事件全体の構図を描いた記事。

■【解説】奇怪な後付け見積書が多量に、博報堂事件の構図はどうなっているのか?

■ 博報堂に対して48億円を請求、アスカが視聴率の改ざん・偽装で提訴、番組提案書の無効を主張

◇騙しの手口

次の記事では、博報堂による騙しの手口を取り上げた。

■博報堂の広告マンに電通も歯が立たずに撤退、京都きもの友禅とHISを巻き込んだ奇妙な「広告事件」

◇博報堂の職能レベル

次の2本の記事は、博報堂の職能レベルの低さをテーマとしている。

■博報堂が制作した不可解な新聞広告、前代未聞「世界初」のレイアウト

■博報堂による「過去データ」流用問題、編集の実態、アスカ側は情報誌のページ制作費だけで7億円の過剰請求を主張

◇国家予算の無駄使い

博報堂は、内閣府に対して多額の新聞広告費を請求している。「ぼったくり」と言われても言い訳できないのではないか。次の記事である。

■公共広告1件で2億6000万円、情開資料に見る政府広報の実態、知る権利は後退