1. 滋賀医科大事件の裁判,「報告事件」の疑惑、陪席の小松美穂子裁判官は横浜副流煙裁判の元裁判官だった

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滋賀医科大事件の裁判,「報告事件」の疑惑、陪席の小松美穂子裁判官は横浜副流煙裁判の元裁判官だった

滋賀医科大事件の裁判が、「報告事件」に指定されていたのではないかという疑惑があがっている。事実認定と結論の整合性がないからだ。

「報告事件」とは、裁判の書記官が裁判の進行を最高裁事務総局に報告し、それを受けて最高裁事務総局が判決の方向性を決めるペテン裁判のことである。公権力や大企業に不利な判決が下りそうな雲行きになると、裁判官を交代させて、最高裁事務総局のおもわく通りの判決へ誘導する事件のことである。

この問題を指摘しているのは、元裁判官で弁護士の生田暉雄氏(写真)である。

次に紹介する動画は、2016年2月28日に「最高裁をただす市民の会」で生田氏が行った講演である。この講演では、報告事件に関しては直接の言及はないが、裁判所の内幕を暴露している。創価学会の関係者が起こした訴訟と担当裁判官の関係についても言及している。また、理不尽な給与体系や人事異動についても言及している。容赦なく「闇」を暴いている。

滋賀医科大事件の判決を検証するに際し、その前段としてメディア黒書で紹介する。

◆小松美穂子裁判官と横浜副流煙裁判

なお、滋賀医科大事件を担当した3人の裁判官のうち小松美穂子裁判官は、大津地裁へ赴任する前に、横浜地裁で横浜副流煙事件を担当していた。裁判を1年以上にもわたって延々と長引かせ、事件を後任の裁判官に引き継ぎ大津地裁へ異動したのだ。

副流煙裁判の原告・藤井将登さんは昨年11月に勝訴判決を勝ち取ったが、小松裁判官が留任していれば、どんな結果になったか知れたものではない。